今年度、最後の公開講座は、子育てセミナーとなります。
今回は、「勇気づけの子育て」の最終回です。「ほめる」「叱る」を使わずに、どのように子育て(教育)をするのか、「勇気づけ」とは何か、どのように子どもと関わることが「勇気づけ」になるのかを、参加者の皆さんとワークに取り組みながら、学び合います。
子育て(教育)に悩んでいる親御さんやこどもの教育に携わる皆さんのご参加をお待ちしております。
日 時:3月10日(日)13時~
会 場:本学園 1階 情報処理室
参加費:2~5千円(心地よい金額)
(学生:千円)
申込先:3月9日(土)までに
次のメールアドレス宛にお申込み下さい。
seihoku4@iwate.email.ne.jp(岩泉)
今月は、教養セミナーになります。
講師に、本学園国語科非常勤講師小澤博幸氏をお迎えして、「新渡戸稲造著『武士道』をよむ」のテーマのもとに、お話をして頂きます。「武士道」を読み解くキーワードは、「トットちゃん」「異本」「文芸」「リトミック」「多読」「せんべい」とのことです。
小澤氏が、盛岡市内を散歩し続けているうちに、なんと8種類の「武士道」を見つけたそうです。
新渡戸稲造、武士道等にご興味をお持ちの方は、ぜひご参加下さい。
日 時:12月17日(日)13時~
会 場:本学園 1階 情報処理室
参加費:2~5千円(心地よい金額)
申込先:12月15日(金)までに
メールでお申込み下さい(電話可)
今年度、保護者の皆さまや地域の方々を対象に本校主催の公開講座を実施しております。
5月から毎月第4日曜日の午後1時~3時に本校において開催いたします。
今年度は、奇数月は「子育てセミナー」、偶数月は「教養セミナー」とし、「子育てセミナー」は主にアドラー心理学や解決志向アプローチの考え方をベースに、「親子が笑顔になる子育て」を本校岩泉康喜先生が担当いたします。
「教養セミナー」は、毎回テーマは異なりますが、本校が取り組んでいる事柄に関連した内容をそれぞれの専門家に担当していただきます。
10月度のテーマは「感謝・感動こそ人生」と題し、本校の又川俊三理事長が担当いたします!
ご興味のある方は、是非是非ご参加下さい!!
9月24日(日)今年度の本校公開講座の第5回目が開催されました。
この日は<子育てセミナー③>で、テーマは「ウェルビーイングな家族関係づくりー家族での対話のコツー」でした。
ファシリテーター(講師)は本校副校長岩泉康喜先生で、受講者は保護者や教育関係者、大学生など8名の参加がありました。
今回のセミナーの内容は、ウェルビーイング(=身体的、精神的、社会的に良好な、持続的な幸せ)な家族関係づくりはどうあればよいかを「アドラー心理学」「解決志向アプローチ」「幸福学」などを踏まえてすすめられました。
自己紹介に続き、
ワーク&シェア①(フォトランゲージ)は2枚の航空写真からわかることを考え、「視点」や「距離感」によって見えるものが違ってくることを教わりました。
ワーク&シェア②は「家族がウェルビーイングと感じるとき」「ウェルビーイングになる条件」などについて話し合いました。
結論(まとめ)として「ウェルビーイングな家族」というのは「コミュニケーションが上手くいっている家族」であり、その対話のコツは次の7つということです。
①ヨコの関係になる・・・お互いをリスペクト(尊重)する
②メガネ(視点)を変える・・・長所にリフレーミング(言い換え)してみる
③家族の関心に関心をもって話を聴く・・・共感する
④家族が、うまくやっていること(例外)や得意なことを話題にする
⑤途中でさえぎらず、最後までじっくり聴く・・・うなずきも
⑥家族間の対話が続くようにする・・・相づちもいれて(話したくないときは沈黙もOK)
⑦家族で対話する時間を定期的に持つ・・・ex.ファミリー・ミーティング、家族会議
おわりに、皆さんで本日の振り返りを行い、家族がウェルビーイングになることで、子どもたちもウェルビーイングになれるという気づきや、それぞれの家庭でのこれからの取り組みへの意欲が発表され、大変明るく終了することができました。
今回も、内容が充実していたせいかアッという間に終わった感があり、参加者アンケートも皆さん、満足度、内容、楽しさとも高評価で次回も是非参加したいと回答がありました。
講師(ファシリテーター)の岩泉先生、参加者の皆さん、ありがとうございました!!!
(お詫び)参加者全員の集合写真、講座中のスナップ写真撮り忘れました!すみませんでした。
8月27日(日)今年度の本校公開講座の第4回目が開催されました。
この日は<教養セミナー②>で、テーマは「身近な人とのコミュニケーション術」でした。ファシリテーター(講師)は本校と同じ企業グループの(株)クリエイト取締役社長の松田利奈子さんです。
今回のセミナーの内容は、家族や職場での身近な人の相談に乗ったり、少しでも明るい気持ちになれるよう勇気づけの手法と「アドラー流コーチング」の理論を踏まえた内容でした。
受講者は保護者や教育関係者、大学生など9名の参加がありました。
今回の内容は、自己紹介→ワーク&シェア①(スケーリング)→コーチングの在り方・スキル(聴くこと、質問力)→ワーク&シェア②(ライフチャートを利用したコーチング(対話)のワーク)→「勇気づけ」→ワーク③(価値観について話す=自分WILLの確認)→まとめ)でした。
まとめでは「人に勇気づけをしていくと、自分のエネルギーも上がる、そのための『愛』をもって身近な人とのコミュニケーションをすすめていきましょう」という言葉がありました。これらはすべて本校が基本としている「解決志向教育」に共通した考え方です。教育の仕事、子育て、職場に生かされるとても素晴らしい内容でした。
最後には、「自分をご機嫌にする小さい手段を持つこと、自分の出来ているところを大切にみること」というメッセージを頂いて終了となりました。
今回も午後1:00~3:00の2時間でしたが、内容が充実していたせいかアッという間に終わった感があり、参加者は異口同音に「楽しかった、次回も是非参加したい」と感想を述べていました。講師の松田利奈子さん、参加者の皆さん本当にありがとうございました!!!