9月27日(金) 今日は一日「命」について考える日でした。午前に消防署にて「普通救命講習会(AED)」、午後は本校に戻って、「防災(避難)訓練」が行われました。ここでは、午前の救命講習会について記します。
救命講習は救急救命士(救急車)が到着するまでの応急手当(救命処置)の方法を学ぶことで、例年と同じ、盛岡南消防署矢巾分署で行われました。
最初は、その場面を再現したDVDを視聴し、次に専用の人形とAEDを使った実習形式の講習でした。
誰かが突然倒れたり、倒れているところを発見した場合の「心肺蘇生」の手順はおおまかにいうと、次のとおりです。
①周囲の安全確認⇒②反応(意識)確認⇒③119番通報と協力者への依頼(AED手配)⇒④呼吸の確認⇒⑤胸骨圧迫⇒⑥人工呼吸⇒⑦AEDの使用⇒⑧心肺蘇生の継続
今回初めて体験する生徒もいれば、以前にも経験した生徒もいて、様々でしたが、やはり3年生など3回目ともなると順序も、指示や胸骨圧迫の方法等も非常に的確で、消防署員さんから褒められる生徒もいたほどでした。
練習の時は比較的スムーズにいっても、はたして実際の場面ではできるかどうかといった問題はありますが、「やったことがあるかどうか」は非常に大事なことであると思います。
万が一、そのような場面に遭遇した時、落ち着いて今日のことを思い出しながら、生かせるといいですね。
ご指導くださった消防署員の皆さまありがとうございました。