芸術鑑賞in平泉

9月13日(金) この日今年の芸術鑑賞≒遠足が行われました。今年の行先は平泉。実は2週間以上前から班別行動の計画を立て、この日に備えていました。今日はいよいよその計画に従って各班とも秋の平泉を思いっきり満喫です。

 まずは朝8:40に矢幅駅に全員集合。みんなの普段の精進が良いので、今日は絶好のお天気に恵まれました。雨の心配がなく、気温はやや高めでしたが、とても爽やかで快適でした。

 矢幅駅西口で集合写真を撮り、9:10の電車で、いざ出発。

 平泉までは全員同じ電車で移動しました。それぞれ座る人あり立っていく人ありでしたが、スマホばかりでなくおしゃべりを楽しむ時間でもありました。

 

10:24平泉駅到着。

 ここで集合写真を撮った後、班別研修に出発します。

 班別研修の移動は、町内循環バス「るんるん」を使うのが便利。ということで野村先生からそれぞれ「るんるん」のチケットを班のリーダーを介して配布されました。

 

 今年の班編成は男女別で、それぞれ3班の計6班。そのうち3つの班が駅近くの毛越寺に寄ってから、中尊寺へ行くコース。あとの3班はバスで中尊寺に直行してじっくり見学しようという計画。

 

 各班ともリーダー、タイムキーパー、写真、記録係と役割分担をして自主的な行動が認められています。

 先生方も 毛越寺経由コースに2名、中尊寺直行コースに2名それぞれ分かれ、拝観券の手配やスナップ写真を撮影したりしました。

 

 「毛越寺には、新渡戸稲造ゆかりの句碑があるので時間がある人は見つけてきてください」とは国語の小澤先生の”課題”。

 これを見つけたのが、1年女子生徒。なんと入口付近にあり、それほど探さずとも見つけられたとのこと。

 

 一方、中尊寺の方には、盛岡の私立高校の生徒たちも遠足?にきており、なかなか賑やかでした。初めて訪れた生徒もいて、最初の月見坂で、息を切らし、苦戦している親子もいました。

 「中尊寺金色堂は必ず見学のこと」と課題が出されていたので、各班ともここでの見学はしっかりとなされていました。

 金色堂の中には、真ん中に阿弥陀如来、向かって右に観世音菩薩、左に勢至菩薩様がそれぞれ配置され、その他に6体の地蔵菩薩、持国天、増長天を従えており、見事なものでした。

 生徒たちは、金色堂ばかりでなく、旧覆堂や白山神社(能楽堂が有名)にまで足を延ばす人もいました。

 また野村先生は、各お寺さんで御朱印を集めていらっしゃいました。素晴らしいですね。

 今回の班別行動による芸術鑑賞は、昼食もその楽しみの一つでしたが、ある女子生徒の班はあてにしていたお店がお休みで、急きょ違う店でおそばを食べたとか。それでなくとも、昼食はおそばが多かったようです。

  14:40平泉駅集合でしたが、結構皆さん、余裕を持って駅周辺に集まり、ソフトクリームなどを満喫していました。良かったですね。

 

 この芸術鑑賞会を通じて、普段、学校ではあまり話さない上級生や下級生などとも一緒の行動を通じて色んなコミュニケーションをとり、お互いの距離が縮まったという人も多かったのではないでしょうか。本当に楽しい秋の一日でした。皆さんお疲れ様でした!!

(ブログ掲載が遅れましたこと、お詫び申し上げます)