8月20日(火) 夏休み明け初めてのSST(ソーシャル・スキル・トレーニング)の授業が行われました。今回の授業は1、2年生合同でした。
この授業の担当者は欠端先生。実は先生は夏休み中、「解決志向アプローチ」という教育手法の世界では全国でも有名な黒澤幸子先生の研修会に参加して、授業力を磨いてきたばかり。
この日の授業のテーマはおそらく「自己肯定感を育て、仲間も高める!?」ということと推測。(途中から見学したので。。。)
4~5人のグループに分かれ、各班、準備する物は「すごろく用紙」と「不思議なサイコロ」、「自分のコマ」、「仲間」。
消しゴムや鉛筆キャップなどをコマにして、すごろくのスタート。
ジャンケンの後、サイコロを振って各マスに進み止まったマスの指示に従いながらゴールを目指します。
そしてその各マスの指示内容がとってもユニーク。
例えば「私ががんばっていることは...」とか「このグループの中で笑顔が多いのは誰?」「右となりの人のすてきなところは?」「グループのみんな(全員)からほめ言葉をもらう」などなど。
また、「タイムマシンに乗って10年後の未来へ 何が見えますか?」や「最近(一週間くらい)大変だったけど乗り越えたことは?」という質問もあって、とにかく楽しい。
そして、サイコロがまたユニークで、「6」の目がなくて代わりに「0」の目。「0」はすなわち静止でその指示をもう一度行わなければならない。例えば「隣の人の素敵なところ」という指示であれば、先ほどとはまた違った点をあげる。沢山言いところを見つけてもらった人は、決して悪い気持ちにはならない。いつまでもやり続けたくなるすごろくで、先にゴールしても逆につまらなく感じるもので、「6」がないのも正解だと感心しました。
これをグループのメンバーを変えて、2回実施しました。
最後は、授業をふりかえって、それぞれの感想記入です。自分では気づかなかった長所を言ってもらったり、他者の良いところを見つけてあげたりと、皆とっても笑顔で、楽しい時間になったに違いありません。職員室から先生方も見学に来て、一緒に楽しんでいました。
またメンバーを変えて、3年生でもやってほしいと思う授業でした。皆さん、ありがとうございました!!