5月7日(火) 10連休も明け、今日からいよいよ令和元年の学校生活がはじまりました。
今日は、2年生のSST(ソーシャル・スキル・トレーニング)、3年生のLST(ライフ・スキル・トレーニング)の授業も行われましたが、新しい『学校案内』に載せるべき、「解決志向教育」の解説文を載せます。
解決志向教育とは・・・「過去より未来へ」
『過去の問題や原因から対処の方法を考える「問題解決」ではなく、望ましい未来や解決の姿をイメージしていく「解決の構築」を基本的な考え方としています。
その解決の構築である「解決志向アプローチ」は、生徒の問題(失敗体験、弱さ、未熟さ、短所など)を取り上げて指導する代わりに、生徒の持っているリソース(成功体験、強さ、能力、長所など)に焦点をあて、そうなりたい自分(解決の姿)を実現させていくものです。
生徒が本来持っているそのリソース(資源=解決の種)を教職員間で共通理解を図り、生徒との関わりを通してそれを引出し、生徒自らが自覚し、活用できるように支援していくことを目指します。
本校は今年度からこの「解決志向教育」を全面的に取り入れ、「SST(ソーシャル・スキル・トレーニング)」や「LST(ライフ・スキル・トレーニング)」の新科目をはじめ生徒たちとの日常的な関わり、学習指導、生活指導、教育相談、学級経営、保護者との協働、教職員間の連携等において、「解決志向アプローチ」を実践し、より一人ひとりに寄り添う教育活動を展開してまいります。』
これは本校が目標としている佐賀星生学園の愛学校案内の文章を参考にさせていただきました。本校も焦らず、着実に実践していきたいと考えています。どうぞよろしくお願いします。