2月19日(火) 今日は気温が少し上がって、どことなく春の気配です。本校は、明日から後期末考査。今日も遅くまで、学校に残って勉強をしている姿がありました。
夕方になって、簿記を勉強していた1年生が、職員室にいた上級生に「この問題、教えてください」と問題集を持ってきました。
そこには、簿記担当の野村先生もいましたが、上級生である2年生は、率先して「どれどれ、これはこうだろう」(勘定科目は)「現金だな、現金」などと一生懸命教えてくれています。
本校の良いところはこうして学年関係なく、仲良くなれることで、勉強も遊びも兄弟姉妹のようにつき合えるところです。先生に聞けば、すぐ教えてくださると思うのですが、それではせっかくのコミュニケーションの機会を逃します。
2年生にとっても、一緒に問題を考えるのは楽しい時間。先生から「勘定科目は合っているけどね~」とヒントをもらうと、「そうか、こっちは借入金かー」などとどんどん考えが進みます。
人に教えることで自分の理解が進むのはもちろんですが、こうして誰かのために自分の力を使うことが喜びであるということを無意識のうちに学んでいるということが感じられてとても嬉しい気持ちになりました。
「人と人の関わりのなかで人は育つ」という「学校」のもっとも重要なはたらきが、よく機能していると嬉しい気持ちになりました。 生徒諸君! ファイト!