「多量少品種」から「少量多品種」へ

2月4日(月) 立春。

 本校が所属している事業所グループが研修に用いている書籍に『人間を磨く言葉』鍵山秀三郎(亀井民治編)があります。その中に「遠きを図る者は富み、近きを図る者は貧す」二宮尊徳というタイトルの章で、この「多量少品種」から「少量多品種」へという言葉が出てきます。鍵山さんが卸売業を営んでいた時の販売方針の大転換についてです。

 これは、手間ひまやコストもかかり、その時代には大きな冒険であったという「少量多品種」販売。しかし現在ではこれに対応できない卸売業者は活路を見いだせない時代になっています。

 そういう意味で、「みんなちがって、みんないい」をモットーとする本校の教育は必ずこれからの教育の主流になっていくと考えています。少人数クラスだからこそ一人一人に寄り添い、その子なりのニーズにあわせた教育が可能な学校として、世の中に貢献し続けたいと思います。何卒、よろしくお願い申し上げます。