12月20日(木) 今日は冬休み前終業式と本校初のクリスマス会が開催されました。
終業式では初めにこの期間に各種検定に挑戦し合格した生徒に合格証書の伝達が行われました。今回は、実用英検準2級1名とパソコン検定(P検)3級2名です。
その後、校長、教務部、生徒指導部からそれぞれこの期間を振り返って、また冬休みの過ごし方等のお話がありました。
さらに、生徒一人一人から今期頑張ったことや冬休み・1月からの抱負などの発表があり、最後に全員で校歌を斉唱し終了しました。
続いて、1階の情報処理室でのクリスマス会です。飾りつけは昨日のうちに終えていたので、飲み物、お菓子を準備し、今日のスペシャルゲストの演奏環境が整ったところで、開会です。
本日のスペシャルゲストはギタリストの山家章裕(やんべあきひろ)さん。山家さんは若い時からアメリカで約20年間暮らした後、帰国。現在、盛岡在住でプロのギタリストとして活躍されています。本日は又川理事長さんのご縁でお招き出来ました。
今日は、クリスマスソングを中心に、弾いていただきましたが、それはそれは素晴らしい音色でした。山家さんのギターは1本しかないのに、数本同時に演奏しているかのような深く優しい音色に聞こえました。また、生徒たちにも楽器を配り一緒に演奏するなど楽しい時間を過ごしました。
続いては、有志「北日本劇団」による寸劇です。
タイトルは「北日本ボールZ イダーコン襲来」。
内容はアニメ「ドラゴンボール」仕立てで、ゲーム機がどうしても欲しいサイヤ人(イダーコン、パセリーザ、セロリーザ)が地球に侵略してきたという設定で、戦い(いざこざ)の後は全て仲良くなり「ありがとう」で完結するという本校を舞台にしたよく考えられた物語でしたが、先生方のモノマネありコント(漫才)ありのとても楽しく愉快なものでした。観客はそれはそれは爆笑で、「笑いすぎて死ぬ、死ぬ」と叫んでいる女子生徒もいました。
出演は佐藤篤、河野光太郎、春日太斗、竹田聖那、小原楓我。
大道具、小道具製作は松永直東。
脚本、音響、演出は斉藤勇先生です。本当にお疲れ様でした!
最後にもう一度、山家さんに登場していただいて、瀬川副校長さんが中心になって練習してきた「あ・り・が・と・うの歌」をみんなで歌うということにしていたのですが、ここで実は山家さん自身も中学時代、不登校を経験しているというお話を伺い、それを生徒に話してもらうことにしました。急なお願いにもかかわらず、山家さんは快く引き受けてくださり、自らの体験を基に人のご縁の大切さを語ってくださいました。
そして最後に、予定通りギターの演奏に合わせ「あ・り・が・と・うの歌」をみんなで歌い、クリスマス会を無事、終了しました。
生徒たちも本物の芸術に触れ、寸劇で大いに笑い、一年の締めくくりにふさわしい楽しい時間を過ごせたのではないでしょうか。
本当にありがとうございました! 皆さんよいお年を!