11月22日(木) 第2回学校説明会が開かれました。
今回の参加者は中学校の先生、保護者、スクールソーシャルワーカーさんなど8名でした。加えて県立大学の社会福祉学部の学生さんが公開授業のアシスタントに駆けつけてくださいました。
午後2時開始で日程説明の後、1年生の教室で「公開授業」が行われました。この日の公開授業は欠端先生によるSST(ソーシャル・スキル・トレーニング)の分野で「ある人物の良い所探し」でした。
その人物とは、服装や髪形がダサイと言われて学校を休みがちになって、新聞へ悩みを投稿したA男君。生徒たちはその投稿記事を基にA男の「良い所=長所、持っているもの」をグループで10個挙げ、2グループでの考えを比較してみるというものでした。
結果は上々。生徒たちは沢山A男君の良い所を挙げ、欠端先生によると大学生より頭が柔らかいとのことでした。
この授業は、本校が現在進めている改革の目玉である「解決志向アプローチ」の一つとして、相手や自分の良い所に焦点をあて、自己肯定感の育成につなぐ教育手法です。普段は数学を担当し、生徒からの信頼も厚い欠端先生ならではのとっても良い授業でした。
続いて、情報処理室に移動して、又川理事長からご挨拶、生徒代表3名から「この学校に入っての感想」、斉藤先生から「学校概要説明・本校教育の特長」、校長から「学校改革に伴う新年度からの変更点」について説明しました。
どの説明も本校教育に対する情熱・思いがこもっていましたが、特にも生徒たちの生の声はいつもとても心を打たれます。
4時頃の閉会後は学校に残っていた多くの生徒たちがお見送りにでるなど、とても和やかに終了することができました。
ありがとうございました。