夏休み明け始業式

8月17日(金) 今日から学校再開です。久しぶりに登校して、最初はみんな少し緊張気味でしたが、すぐにいつもの明るさが戻ってきました。1時間目は夏休み明け始業式でした。

 次第は、「校長挨拶」「教務部から」「生徒指導部から」そして「生徒から」という順番でした。

 校長挨拶の内容は最後に紹介するとして、教務部斉藤先生からは、この期間は最も長い学期になるので、しっかり勉強に取り組むこと、生徒指導部野村先生からは、この期間は行事が多く、来月早々には修学旅行、末にはスポーツ大会や北辰祭という大きな行事が目白押しであり、それぞれ実行委員会を組織して企画から生徒が参加するようにしたいと話されました。

 

 生徒一人ひとりからは、夏休み中に頑張ったことやこれからの期間でがんばりたいことを発表してもらいました。ほとんどの人は、「勉強頑張りたい」という内容でしたが「遅刻をしない」「進路実現に向けて頑張る」という生徒もいました。

 学期ごとの始業式、終業式に生徒一人ひとりに決意表明を述べさせることは、瀬川前校長先生によると「人前で自分の考えを話す訓練」「自分の意識を高める」等とてもよい効果が期待できるので始めたということです。本当に素晴らしい取り組みだと思います。

 

 校長挨拶については、相田みつおさんの『つまづいたおかげで』という詩を紹介し、「つまづいたり転んだり失敗したりすることによってあたたかい心や眼をもてるようになり、一人のほんものの人間に出逢うことによって、次々と沢山よい人たちにめぐり逢うことができる」という内容を話しました。本当にそう思います。そしてこの詩の最後の「だから わたしのまわりにいる人たちは みんなよい人ばかりなんです」というフレーズにもとても共感します。

 

 今朝の一年生の朝学習『三分間のこころざし』の言葉も「命を大切にする」でしたが、お盆や終戦の日を迎える8月は、特に人の「命」や「縁」について考えさせられることが多いですね。

 生徒たちは大変良く聴いてくれました。ありがとう。