私たちを比較しないで

6月28日(木) 久しぶりのブログです。(少し悩んでいたことがありました)

 最近、ちょっとした生徒と先生の会話や相談から、「私たちを比較しないで」というニュアンスの生徒たちの意見があるように感じました。

 中学校まで、学力をはじめいろいろな物差しで比較されてきたことで、自信を失っている生徒も少なくないのです。ですから、本校に入学しても、そうした「物差し」を持った先生はいないか不安であったりするのも無理はないかな、と思うのです。そしてそうした「比較」に対しては敏感になっているのかもしれません。

 

 しかし本校の先生方は大丈夫です。どの子についても、一人ひとりの個性を認め、存在そのものを尊重し、成長を見守っています。

 先日行われた「生徒支援ミーティング」でも、あの子はこの間、こんなことができるようになった。1年生の時はこうであったのに、こういう点で見違えるように成長してきたと、生徒の良いところ、成長にフォーカスし、教職員全員で希望をもって一人ひとりの課題解決に向かえるように話し合っているのです。

 ただ、その子にあった学習法や難易度等をきめ細かく考えていくのは結構な苦労が伴いますが、そうしたミッションをこなしていくための学校ですから、頑張らなければならないなと強く思います。

 

 生徒諸君、安心してください。私たち先生方は、みんな一人ひとりの成長の応援団です。一つの物差しで測ったり、比較なんて誰もしていませんよ。のびのびと学校生活を楽しんでください!