ついに教室に入れた!

5月25日(金) 今日はビッグニュースがありました。

 2年生の男子生徒で、教室が苦手で普段は1階のフリースペースで学習している生徒がいます。今までも休憩時間や昼食などは他の生徒たちと仲良く交流してきたのですが、どうしても教室で級友と一緒に授業をうけることができないでいました。

 けれど、今日5校時目「数学」の時間に道具を取りに行ったとき、いつも仲の良い友達から一緒に受けようと促され、そのまま教室にいて、立ったままだったそうですが、最後まで授業を受けたというのです。しかし、これは彼にとっての「自分新記録」です。

 学校というところは、単に知識のみを得るところではなく、こうした「社会性」が育まれてこそ、その役目を果たすことは言うまでもありません。本校が全日制を採っている強みはここなのです。

 

 数学の先生や担任の先生方が少し興奮気味に、とても喜んで報告してくださいました。 

 昨日も記しましたが、本当に子どもたちの力はすごいのです。普段からのコミュニケーションがあればこそです。ホントにすごい。

 チェストー! 北日本!